A.G.2008年11月3日 天候:雨いよいよ正式に部隊へ配属となった。
配属先はバライアス小隊。
同期のウォーレン=ハーツと一緒の配属だった。
駐屯地へ到着したときバライアス小隊は作戦から戻ってきたところだった。
テントでしばらく待っていると一人の軍人がやってきた。
「バライアス小隊のグレン=マーフィーだ。よろしく。」
俺とハーツが自己紹介を終えると、マーフィーの案内で小隊の待機部屋へ移動することになった。
待機部屋へ移動すると二人の軍人が待っていた。
「バライアス小隊へようこそ。ミケーレ=アルバーニだ。ミケーレでいい。よろしくなっ。」
なんとなく陽気な感じのする男だった。
「隊長のボリス=デ・パウラだ。よく来たな『坊主』。」
ん?。。。こ、この声は!
あのときの声だった。
A.G.2008年10月16日 天候:雨のち晴れ本日は騎兵隊との合同訓練が行われた。
これまでの訓練と違い、実践さながらの訓練だった。
これまで、我々訓練生も遊んできたつもりはなく、真剣に訓練に取り組んでいたつもりだったのだが、今日の訓練でまだまだ甘かったことを痛感させられた。騎兵隊の鬼気迫る表情は生死というものが感じられた。
訓練後、視察に来られていたヴァッセル大佐からこんな話があった。
戦場において死は特別なものではない。なぜなら、たとえどんなに元気だったとしても弾に当たれば死んでしまうからだ。そして、戦場ではそれが飛び交っている。
日常において死とは、ある意味ドラマティックかもしれない。
だが、戦場では今朝生き生きとしていた戦友が夕方気付くと戦場から戻っていない。それほど戦場の死とはあっけないものなのだ。死に対して感覚が麻痺しているのかもしれない。
我々は兵士だ。戦場で人を殺すこともある。もちろんそれは罪ではない。だからこそ我々は戦う理由を忘れてはならない。理由を忘れてしまった兵士はただの殺戮者に成り下がるのだから。
では、我々が戦う理由は何か。
敵を倒す事か?答えはNoだ。
我々はこの戦争を終わらせるために戦っている。
我々の敵は敵国でもなければ敵兵でもない、戦争そのものなのだ。
だから忘れないで欲しい、我々は憎しみで戦ってはいけないということを。憎しみは負の連鎖を生む。そして負の連鎖では戦争が終わることはないだろう。
最後にもう一度言っておく、我々の敵は戦争である。
A.G.2008年9月20日 天候:曇り
今日は初めて本物のMSに乗った。
講習で使われたのは市販の「ヴィーヴル」だった。
このMSは主に警備会社や私設軍向けに販売されている機体で、作りが比較的単純でメンテナンスし易いらしい。
また、単純な作りのおかげでカスタマイズ性も良く、多くの傭兵がこの機体を独自にカスタマイズして使っているようだ。
教官の話では、西欧軍の傭兵部隊でも多くのカスタマイズ機を見かけるという事だ。
MS実習では、教官から「筋が良い」と言われ、「当たり前だろう。俺はエースになる男だからな!」なんて事は言ってない(褒められた事は本当)。
今日は初めて本物のMSに乗った。
講習で使われたのは市販の「ヴィーヴル」だった。
このMSは主に警備会社や私設軍向けに販売されている機体で、作りが比較的単純でメンテナンスし易いらしい。
また、単純な作りのおかげでカスタマイズ性も良く、多くの傭兵がこの機体を独自にカスタマイズして使っているようだ。
教官の話では、西欧軍の傭兵部隊でも多くのカスタマイズ機を見かけるという事だ。
MS実習では、教官から「筋が良い」と言われ、「当たり前だろう。俺はエースになる男だからな!」なんて事は言ってない(褒められた事は本当)。


























